2017年11月10日

SOSに気づいたら…気にしておきたいメンタルヘルスケア

SOSに気づいたら…気にしておきたいメンタルヘルスケア(アイキャッチ)

毎朝なんだかすっきりしない…そんなサインも敏感に!

仕事にお金に人間関係。思い通りにいかないことばかり。現代社会において、ストレスが全くない生活を送るのは困難極まりないことです。でもこのストレス、そのまま放っておくと「胃潰瘍」や「円形脱毛症」「不眠症」など、様々な影響が身体に出てくる可能性だってあるんです。そして、身体の変化を感じ取っても、「疲れているだけかな?」と、あまり深刻に捉えない方も多いのではないでしょうか?体の不調より分かりにくく、ついつい我慢してしまいがちな「こころ」の不調。SOSのサインを見逃さないように、身体のサインについて、学んでみましょう。

要注意!こんな症状があったらメンタルヘルス不調のサインかも?

気にも留めていなかった症状が、メンタルヘルス不調のサインの可能性もあります。次のような症状が2週間以上続いていたらSOS。メンタルヘルスの不調かもしれません。

SOSに気づいたら…気にしておきたいメンタルヘルスケア(挿入1)

「身体」の不調なのか、「こころ」の不調なのか。自分自身で判断がつかない場合もあるかと思います。でも、上記のような症状が2週間以上続く場合は、要注意。「こころ」の不調を疑うことも意識しておきましょう。

どうする?不調に気づいたときのメンタルヘルスケア!

SOSに気づいたら…気にしておきたいメンタルヘルスケア(廻込1)自覚症状から、ちょっと「こころ」が疲れているのかな?と気づいた。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか?「病院にいく」、「薬を買う」、「仕事を休む」といった対処方法が思い浮かびます。気づいたら早めにケアするに越したことはありません。ところが、病院や薬に抵抗がある、仕事がなかなか休めないなど、そのまま何もしないで放っておいてしまうことも…。そんな方は、まずは自分で出来る「セルフケア」にチャレンジしてみましょう。厚生労働省のwebサイトに簡単にできる「セルフケア6つの方法」が紹介されていましたのでお届けします。

運動

運動には、ネガティブな気持ちを発散させたり、睡眠リズムを整える働きがあるそうです。まったく運動をしないという方は、近所の散歩から始めてみてはいかがでしょうか。こころだけじゃなく、身体の健康にも重要な運動は習慣として取り入れていきたいセルフケアです。

もやもやした気持ちを書いてみる

自分の気持ちを正直に紙に書く事により、客観的に見る事ができます。頭の中で考えていることを書いてみると新たな発見があるかもしれません。自分の考えを整理するためにも書くことは有効です。「書いて自分の気持ちに向き合う」を試してみましょう。

深呼吸をする

人はストレスを感じたり、不安になると呼吸が浅くなりがちです。きちんとお腹を膨らませて深い呼吸をしてみましょう。リラックスして頭もすっきり、もやもやも解消されるかもしれません。

理想が実現したときの自分をイメージする

悩んでいると「あれもダメだ、これもダメだ」と上手くいってない事ばかりに目を向けてしまいがち。マイナス思考で前に進めなくなってしまったら、できていることに目を向けてみましょう。

音楽を聴く、歌を歌う

SOSに気づいたら…気にしておきたいメンタルヘルスケア(廻込2)何かをしながら聴くのではなく、音楽に集中してみると気分転換になって気持ちもすっきり。音楽療法というものがあるくらい、音楽は気持ちをリラックスさせてくれます。自分の気分にあった音楽を選べばより楽しい気分になってストレス発散にもなるでしょう。音楽を普段聴かない人も、気軽に楽しめるのでぜひ試してみてほしいセルフケアのひとつです。

失敗しても笑う

ささいな事でも、失敗をしてしまったら、誰でも落ち込むものです。自分を責めて、落ち込んでしまうとますますストレスも溜まります。負の連鎖になる前に、少し見方を変えて「やっちゃった」と笑い飛ばしてみましょう。少しずつ試してみると、こころが軽やかになり広い視野で物事をみていくスキルが身についてくるでしょう。

出典:厚生労働省 こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~

本当にこのような簡単な対応で改善するのかな?と心配の声があがりそうです。普段の生活で、「こころ」も「身体」も疲れきっているときは、このような些細なことを意識するだけでも、十分効果が見込めます。また、早い段階で行うとより効果的です。はじめるにあたって資金が必要であったり、環境を整えるなどの準備も必要ありません。「セルフケア」は、誰でも手軽に試すことができる、「こころ」の不調への対処方法なのです。

メンタルヘルスの相談って何科の専門医に行けばいいの?

SOSに気づいたら…気にしておきたいメンタルヘルスケア(廻込3)もちろん、不調に気づいたら早い段階で専門医への相談も大切です。ところが、不調が続いて「病院に行きたい」と思っても、どこの何科にいけばいいのか分からない人も多いと思います。自分は病院に行くレベルなのか、よく分からない場合もあるでしょう。「こころ」の不調は、人によってその症状は様々なのです。あらゆる不安がうずまき、結局どこにも行かないなんてことも…。

「どの病院に行けばいいの?」
「どのように受診すればいいの?」

ひとりで考えていても答えが出ないときは、保健所や保健センター、精神保健福祉センターに相談することだってできます。電話ひとつで簡単に相談できる点もうれしいところ。具体的にどんな不調が続いているのか、どんなこと聞きたいのか、相談内容をまとめて、まずは電話をしてみましょう。

参考:全国精神保健福祉センター一覧

こころも身体も健康第一!メンタルヘルスケアを意識

毎日の生活の中で、「身体」の健康は意識しても、「こころ」の健康まで意識できている人はどのくらいいるでしょう。これを機会に、こころの健康にも目を向けて、こころも身体も健康に毎日を過ごしていけるよう意識していきましょう。今回紹介したちょっとした「セルフケア」を習慣化させるだけで、心身の健康維持には効果的です。無理をせず、ときには「こころ」と「身体」のメンテナンスにたっぷり時間をとることも大切です。本来の自分を取り戻し、がんばりたいことに全力を尽くせるようになるために、忙しい毎日でも、しっかり自分を見つめる時間も見つけていきましょう。

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