2020年10月19日

40代のための派遣の仕事の選び方・派遣会社の選び方

40代のあなたに派遣の仕事・派遣会社選びのコツ、教えます(アイキャッチ)

派遣社員で最も多い年代は40代

過去のリーマンショックや現在の新型コロナウィルス下の状況など、社会情勢が大きく動く中でも、高い専門性や豊富なスキル・経験を活かして働く派遣社員の方々は企業にとって重要なリソースとなってきました。

そんな派遣社員として活躍されている方の中で、今最も多い年齢層は「40代」です。

【引用:日本人材派遣協会の2019年「Webアンケート結果」より】
40代のあなたに派遣の仕事・派遣会社選びのコツ、教えます(グラフ)

グラフからもわかる通り、現在活躍している派遣社員の方々の1/3以上が40代の方々。40代の派遣社員が多い理由には、社会全体としての少子高齢化、派遣で長く働いている方の年齢上昇などが考えられます。また、子育てを終えられた方の社会復帰や、仕事と家庭の両立など、「派遣」という働き方が、働き手の多様なニーズを実現出来る働き方であることも大きな理由になっています。

40代だけど派遣の仕事が決まらない… 一体なぜ?

派遣社員で最多を占める40代。でも、「自分も40代。派遣なら簡単に仕事も決まるでしょ!」と思うのはちょっとブレーキを。派遣登録をしたけど、なかなか仕事が決まらず悩んでいる方も一定数いるのが現実。「35歳まで」といわれる正社員での仕事探しよりはハードルは低そうですが、一体なぜでしょうか!?

「ない!」とは言えない40代派遣社員への抵抗・偏見

そもそも人材の募集や採用において年齢制限をすることは法律で禁止されています(改正雇用対策法第10条)。とはいえ実際は、40代への抵抗を見せる意見もチラホラ。「担当者が年上の派遣社員に指示を出すことが出来ない」といった派遣先のマネジメント力も問題や、「過去の経験ややり方に固執し職場にルールや慣習に合わせることが出来ない」といったイメージ先行の思い込みが、40代派遣への抵抗を生み出していることも事実です。

40代派遣社員は敬遠されているのか?

いいえ、そんなことはありません!変化の速いIT業界や営業などの体力がものをいう職種などでは、若手の活躍の割合が比較的多いですが、30代~40代は豊富な経験やスキル、若い世代をまとめるマネジメント力など重宝されることが多いです。

なかなかお仕事が決まらないという方は、「自分の希望と出来る仕事がマッチしていない可能性」があります。そんなときは一度立ち止まって、自分自身の現状を分析してみるのがお勧めです。

40代が派遣の仕事を選ぶコツ

実は、派遣の仕事を選ぶときにも「コツ」があるのをご存じですか? 特に以下の4つが重要です!

仕事を選ぶときのコツ
1.これまでの経験や日常生活を振り返り、自分の「強み」を考える
2.仕事探しの「優先順位」を決めて、譲れる部分と譲れない部分を考える
3.「スキルアップ」を目指す、資格勉強などに取り組む
4.あくまで「謙虚」に、ヒューマンスキルも重要です!

1.これまでの経験や日常生活を振り返り、自分の「強み」を考える

40代のあなたに派遣の仕事・派遣会社選びのコツ、教えます(挿入1)

まずは自分のこれまで経験してきたことをまとめてみるのが大切。仕事はもちろん、資格、趣味、家事や子育てに取り組んできた期間のことなども含めて、これまでの経歴を振り返ってみることがポイントです。家事で身に付けた時間の管理や手際の良さ、ママ友とのお付き合いやPTA活動で培った気遣い・コミュニケーション力など、今後の仕事に活かせそうなことを出来るだけ挙げてみましょう。仕事をしていない時期のことをブランクと片付けず、まずは自分のあらゆる活動を客観的に分析することがお仕事探しに役立ちます。

2.仕事探しの「優先順位」を決めて、譲れる部分と譲れない部分を考える

お仕事探しの優先順位を決めるのも大切。お給料、スキルアップできるか、希望の職種や業務内容、勤務場所など、まずは希望条件を挙げてみます。その上で、自分が「なぜ働きたいのか?」といった視点から、優先順位を決めて「どこまでなら妥協できるか」を決めておくといいです。

全ての希望が叶う仕事はそうそうないのが現実。「どこまで妥協できるか」はしっかり考えましょう。
譲れるところは譲る」という姿勢も大事です。

3.「スキルアップ」を目指す、資格勉強などに取り組む

40代のあなたに派遣の仕事・派遣会社選びのコツ、教えます(挿入2)

自分の強みやスキルを底上げすることも検討してみましょう。仕事に使えそうな資格を調べて、資格取得に向けて勉強するとアピールポイントが増えます。仮に資格が取れなかったとしても、業務に必要なスキルを把握できたり、働くイメージがわいたり、仕事に対する熱意が評価されたりと良いことづくし。

資格取得を目指さない場合でも、「苦手なエクセルを勉強してみよう」「希望する経理職に必要な簿記知識を増やそう」など、仕事につながるスキルアップをしておくと強みになります。

4.あくまで「謙虚」に、ヒューマンスキルも重要です

謙虚さは世代を問わず重要です。経験豊富でスキルが高い方は横柄にならないようにご注意を。これまでの経験や仕事のやり方、プライドが邪魔をして「扱いにくい人」と思われては損です。反面、あなたの豊富な経験や「もっといいやり方」の提案はきっと歓迎されます。謙虚さを大切に新たな職場に臨みましょう。

40代が派遣会社を選ぶコツ。

自分自身の棚卸が出来た後は早速行動。まずは「お仕事探しのきっかけを作る」という意味で派遣登録してみるのもいいと思います。その際、派遣会社を選ぶときのポイントは次の通り。賢い派遣会社の選び方をご紹介します。

1.あえて大手ではなく「中小」の派遣会社に登録してみる

誰でも知ってる大手の派遣会社は、沢山の仕事をもっている反面、登録しているスタッフの数も多く、ライバルも多数います。そのため、お仕事に対する倍率も高くなります。そこで、あえて中小の派遣会社を使うことで、倍率を下げる(お仕事が決まる可能性を高める)というのも工夫のひとつです。

2.自分のスキルや経験を活かせる派遣会社に登録する

派遣会社には、会社ごとに得意な「業界」や「職種」があるもの。そのため、自分のスキルや経験にあう仕事が多くある派遣会社を選ぶといいです。求人サイトや企業サイトに書かれている取引のある企業や業界の情報をもとに、自身の希望をかなえられる(かなえられそうな)、スキルや経験を活かせる(活かせそうな)派遣会社を選ぶのもポイントのひとつです。

3.求人の中に記載されているキーワードをヒントにする

求人情報を良く見てみると、ベテラン世代の方を積極的に受け入れていたり、平均年齢が比較的高い職場もあります。たとえば、派遣会社の求人情報を見る際に、「●●代活躍中」「●●代歓迎」などのキーワードに注目してみるのもいい方法です。業務内容はもちろんのこと、職場環境の情報にもたくさんのヒントが含まれています。

40代のあなたに派遣の仕事・派遣会社選びのコツ、教えます(挿入3)

派遣会社と良好な関係を築こう

派遣会社は、求職中の方々にお仕事を紹介して終わりではなく、キャリアの相談や、スキルアップのサポートをする、様々なサービスを持っています。就業が決定してからも、職場で困ったことがあれば、相談にのってくれたり、条件面の交渉をしてくれたり、あなたのキャリアを一緒に考えてくれる強い味方でもあります。もちろん、お仕事が終了したあとも、次の仕事の紹介をしれくれるなど、中長期にわたってあなたのサポートしてくれます。

だからこそ、派遣会社とは良好な関係を築いておくといいです。信頼できる相談相手がいるからこそ、安心して仕事に打ち込めるもの。自分を応援してくれるより良い派遣会社に出会えると良いですよね!

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