2021年11月15日

テレワークでも全集中できる方法を試してみた!

テレワーク、あっという間に1年半

新型コロナウィルス感染症対策である3密回避の一環として、様々な企業がテレワークを取り入れはじめ…そうこうしているうちに、あっという間に1年半が過ぎました。
出社をなくして完全テレワークに舵を切った企業、出社とテレワークを併用する企業などその対策もさまざま。筆者は、出社とテレワークのシフトを組む、併用型で仕事をしています。

今となっては働き方のひとつとしてすっかり定着しつつあるテレワーク。「会社よりも自宅の方が集中できる!」という方は問題ないですが、どうしても「自宅だと集中できない」という方がいるのも事実。

ということで、今回はテレワークの上手な過ごし方や、ストレス発散法について、実際に筆者が取り組んでみたことを交えて解説します!

*テレワークのメリット・デメリットは、こちらのあんてな記事で解説しています。
話題のテレワーク、そのメリットとデメリットとは?

目次

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メリハリつける?

テレワークでも全集中できる方法を試してみた!

明日はテレワーク。朝の支度や通勤がなくなる分、いつもよりちょっとだけ夜更かしできる!と筆者は思ったことがあります。
テレワークは1日自宅での作業になるためメリハリがありません。気を引き締めておかないと…あっという間に生活リズムが崩れてしまいます。

さらに気づけば、自宅には普段意識していなかった誘惑がたくさん!比較的インドア派なので、誘惑が多いのが一番キツイ。その他にも、運動不足になりがち、話し相手がいなくて孤独…などなど。

テレワーク開始後、早々に「これでは色々ダメになる!」と心を律し、はじめに取り組んだことは…。

(1)早寝早起き

いままで会社で仕事をしていた方にとって、テレワークは仕事とプライベートがあいまいになり、夜更かししてしまう方もいるのではないでしょうか?
良い睡眠を摂るために大切なのが、生活のリズムを作ること。テレワークであろうとも、出社時と同じ時間に起床就寝。毎朝起きる時間を決めて、その時間には起きることです。

起床したら、まずカーテンと窓を開けて日光を浴びます。朝食・昼食・夕食も、なるべく同じ時間に摂るようにしましょう。食事をすることで内臓に刺激が加わって、生活リズムが作りやすくなるそうです。

早寝早起きしてみた

筆者も早寝早起きを実践してみました。出社時と同じ時間に起床。もしくは、普段と同じ睡眠時間を確保。
いつもより多少夜更かしの誘惑に負けそうなときも、「遅くとも〇時には絶対に寝る!」とデッドラインを決めました。そうしたところ、出社する時と何ら変わりませんでした!

翌日がテレワークであっても、金曜日の夜に似た解放感はありません。
さらに通勤に費やす時間を散歩に出発。運動不足も解消されてスッキリしました。やっぱり早寝早起きは得ですね。

(2)すぐに着替える

着替えるという行為は、お休みモードから気持ちを切り替えるのにうってつけです。
ただ、忙しい朝に、服装に費やすエネルギーを別のことに回せるのも、テレワークの良いところ。
オンラインで打ち合わせがある場合は、カメラに映る上半身だけキッチリコーデ、下半身はゆったりした部屋着なんて方が、大半ではないでしょうか?

すぐに着替えてみた

筆者の休日は部屋着で過ごします。ですが、テレワークだと話は別。
パジャマや部屋着のままだと、どうしても休日モードになって仕事をする気がなくなるのです。午前中にエンジンかからないと、午後から巻き返すのは至難の業。
そうならないために考えた結果、テレワークでも出社時に近い服を着ることにしました!

パジャマから着替えれば何を着ても良いのですが、会社に行く時と同じような服を着ると気持ち的にメリハリが出るような気がして…。
午前中からエンジンがかかったような気がします。

集中力の持続法

自宅ならではの周囲の騒音や生活音などで集中できない時。作業用BGMを流して気分を変える、耳栓して集中力アップ…。
快適な作業環境を求め試行錯誤しながらテレワークに取り組んでいるものの、午後になると疲れて集中力が途切れがちになりませんか?

次は、会社とは違う、テレワークならではの集中力を持続する方法を紹介します。

(1)「25分+5分」という時間管理術

「ポモドーロテクニック」をご存じですか?
ポモドーロテクニックとは、エンジニアやデザイナーなど、クリエイティブで高い集中力が必要な人に取り入れられている時間管理術です。
短時間の作業と短い休憩を繰り返すシンプルな方法ですが、きちんと実行すれば生産性を上げることが可能です。

簡単!ポモドーロテクニック実践法

25分の「作業」+5分の「休憩」で「1ポモドーロ」。これを4ポモドーロ(2時間)ごとに30分の休憩を取り入れるだけです。

個々の作業時間は短いため、途中で集中力が途切れる心配は少ないです。長時間集中していると疲れてしまいますが、こまめに休息を入れることで集中力が高い状態が1日の中で断続的に増えるのです。
ポモドーロに合わせてタスクを細かく管理すると、作業スケジュールが立てやすくなるそうです。

専用アプリを使ってみた

早速筆者もポモドーロテクニックにチャレンジ!

4ポモドーロごとに15分の休息に設定していざ実践。作業内容によっては、5分の休憩を数回飛ばして実行してみたところ…
あら不思議…いつもより集中して仕事に取り組むことができました!作業時間が決められているので、処理スピードも上がったような気がします。2時間でどれくらいタスク処理ができたのか、アプリが記録してくれるので達成感もあります。

何より、短い休憩を挟むので目や頭の疲れにくさを感じたのは大きな収穫。
テレワーク日は、ポモドーロテクニックを使って集中力を上げていきたいと思います。ポモドーロテクニックは専用アプリがいくつかあるので、気になった方は試してみてはいかがでしょうか?

(2)お休みなさい!昼寝します

昼食後に眠くなるのは、会社であろうと自宅であろうと変わりません。
社員一人ひとりの生産性が求められる中、仕事のパフォーマンスを上げる効果として
「昼寝」が注目されています。

とはいえ、仕事中に昼寝をすることには賛否両論。会社でも横になれるところがないので、今まで実践したことがありませんでした。ですが、テレワークなら周囲の目を気にする必要はありません!

実際寝てみた

本当に昼寝の効果があるのか試してみようと思い、お昼休憩の残り20分を昼寝に充ててみました。
例え仮眠できずとも横になって目を閉じるだけで、なんとなくリフレッシュできた気がします!ちなみに昼寝前にカフェインを摂取すると、すっきり目覚めることができるそうです。

カフェインによる覚醒効果は、摂取してから20分後に効果が表れるといいます。
起きる時間を逆算すれば、カフェインの効果が実感できます。

ストレス発散方法

コロナウィルス禍における働く個人の意識調査

テレワークで通勤の必要がなくなりました。満員電車のストレスからは解放です。
一方で、黙々と集中して仕事ができるがゆえに、テレワークならではのストレスが溜まってしまうことも。

主に孤独感を覚えたり、仕事とプライベートの切り替えができなかったり、長時間労働などさまざまな要素がストレスになっているみたいです。そして、人によってストレスを感じる理由も色々。

リクルートキャリアによると、約6割がテレワークでストレスを感じたという調査結果が報告されています。
参考:コロナウィルス禍における働く個人の意識調査

働く場所が会社から自宅になったことで、急激な環境変化によるものが大きな要因となっているのでしょう。
ここからは、テレワークで溜まるストレスを発散する方法をご紹介します。

(1)テレワーク環境を整える

PCスペックやネット環境を整えると、テレワークの効率が上がります。また、作業スペースを整えるのも大事です。

例えば、座椅子と座卓での作業は姿勢の悪化を招きます。腰痛や肩こりの原因になることも…。PCデスクやPC画面を視線に合わせられるスタンドを使って、姿勢の悪化を防ぎましょう。

(2)運動の習慣をつける

運動不足は心身に悪影響を及ぼします。今思えば、通勤が運動の代りになっていたと痛感した方もいると思います。
テレワーク中は、意識的に運動をすることが重要です。散歩や軽いジョギングで体を動かせば、運動不足の解消にピッタリ!朝食前・昼食後・夕食の前後がおすすめのタイミングです。

また、仕事の合間におすすめなのでが、筋トレやストレッチです。テレワーク中に凝り固まった筋肉をほぐすストレッチや、腕立て伏せ・腹筋・スクワットで体の代謝を上げることができます。

自宅環境に飽きてきたら…

テレワークでも全集中できる方法を試してみた!

満員電車に揺られる憂鬱な通勤も、お休みモードの身体から仕事モードへ切り替える手段だったと気づいた方もいると思います。
自宅で仕事をしていると、オンオフの切り替えがうまくいかずダラダラと仕事を続けてしまいがち。日々の積み重ねがストレスに繋がって、悪循環になりかねません。そんなときは思い切って、働く場所を変えてみるのもひとつに手です。

コロナでうまれた新サービス!

新型コロナウィルス感染拡大は、様々な新サービスを誕生させています。
感染拡大防止策の影響で打撃を受けてしまったホテル業界やカラオケ業界も、空き室を利用した「コワーキングプラン」を打ち出しているのです。

広いスペースに何人も集まると密になりますが、カラオケやホテルなら個室なので、密になる心配もありません。

コワーキングスペースに籠ってみた

筆者はプライベートでコワーキングスペースを何度か利用したことがあります。
自宅での作業がはかどらなかったので、思い切って場所を変えてみたところ…結構はかどりました!何かと誘惑が多い自宅とは違い、集中して作業ができちゃいます。

いつもと違う環境に身を置くことで、気持ちを切り替える効果もあり!どうしても今日までに終わらせたいタスクがある、最近なかなか集中できない…なんて場合には、コワーキングスペースを利用するのもありかもしれません。

探してみると、手ごろな価格のテレワークプランがたくさんありますので、候補の一つにしてみるのはいかがでしょうか?

テレワークという働き方がもたらすものとは?

テレワークという働き方は、私たちに何をもたらしてくれたのでしょうか?
会社に行って上司・部下・同僚がいた環境から一変、自宅が仕事場となりました。ひとりで黙々と働くという貴重な経験は、働き方の価値を変え得るものだと思います。

また、家族がいる方は家族について良くも悪くも考えるきっかけになったのではないでしょうか?通勤する必要もなくなり、今まで気づけなかった家事や育児のことなど、改めて話し合った方もいるかもしれません。
テレワークをするには、家族からのサポートも不可欠なのです。

仕事とプライベートの境界線があいまいになりがちなテレワーク。例え会社に出社せずとも仕事ができれば、働く場所は会社に限定しなくても良いのかもしれません。
そうなると一層のこと、ワークライフバランスが重要となりそうです。大事なのは、仕事をきっちりこなしてプライベートも楽しむこと。オーバーワークにならぬよう、日々の業務に取り組みましょう。

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