この記事は新卒で「どうしても配属ガチャを避けたい」と思っている方向けです。
今回は、そもそも配属ガチャって何?配属ガチャが起こる理由は?というところから、配属ガチャを避けるためにできる具体的な3つの方法、就活のポイントまで紹介します。
配属ガチャを100%避ける方法はありませんが、この記事で紹介する方法を押さえておけば希望条件が叶う会社を見つけやすくなるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
目次
配属ガチャとは、新卒で入社後に「配属先がどこになるのか分からない状態」のことを、カプセルトイやスマホゲームのランダム性のあるガチャに例えたものです。
希望部署や働きやすい部署に配属されれば当たりで、逆に、希望しない部署やきつい部署への配属は外れ、という意味で使われます。
配属ガチャはもう少し細かくみると、たとえば、職種の当たり外れを表す職種ガチャ、勤務地の当たり外れを表す勤務地ガチャ、上司の当たり外れを表す上司ガチャなどがあります。
新卒で配属ガチャが起こる理由は、企業が総合職として新卒一括採用をしていることが大きいです。
実務経験を元に採用・配置を決める中途採用に比べて、新卒の場合は適性を見て配属・育成していく人事戦略が取られます。
そのため、新卒で配属ガチャが起こりやすくなります。
特に、数十名、数百名規模で新卒採用を行っている大企業では配属ガチャが起こりやすいです。
配属先が自分で選べない配属ガチャはデメリットばかりなのかと言うと、そうとも限りません。
会社は社員の適性を最大限に考慮した上で、適切な部署に配属しているからです。
入社後に「思っていた仕事と違った」というのはよくある話です。
逆に、「始めは嫌だと思っていたけど、働いてみたら自分に合っていた」というのもよくあるケース。
新卒の場合は、特に実際に働いてみないとわからないことが多いからです。
なので、「やりたい仕事が決まっていない」「自分の適性が分からない」「色々試しながらキャリアの方向性を決めていきたい」などの人には、むしろ配属ガチャの方がメリットが多いことがあります。
配属ガチャを回避するための3つの方法を紹介します。
「どうしても事務が良い」「何としてもエンジニアになりたい」などの希望職種を叶えたい人は、職種を選べる会社に入社しましょう。
職種を選べる会社を探す方法は2つあります。
①職種別採用・ジョブ型採用をしている会社
職種別採用・ジョブ型採用は、その名の通り入社時の職種を選べる雇用形態です。
②総合職でも希望の職種だけがある会社
総合職でも希望の配属先だけがある会社も候補になります。事務系総合職や、IT系総合職などです。
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「自宅から通える範囲で働きたい」「転勤したくない」などの希望勤務地を叶えたい人は、勤務地を選べる会社に入社しましょう。
勤務地を選べる会社を探す方法は3つあります。
転勤のない仕事の探し方については以下の記事で詳しく解説しています。
「年間休日数が多い」「残業が少ない」「有給消化率が高い」などの働く環境については、事前に会社データをよく調べておきましょう。
会社データを調べるには次の方法があります。
新卒で配属ガチャを回避するためのポイントは2つあります。
応募企業での一般的なキャリアパスをよく調べて、イメージできるようにしておきましょう。
職種によっては現場経験を積んでからの配属になるケースもあり、希望職種に就くまでに時間がかかる場合もあるからです。
たとえば、キャリアパスの例として次があります。
配属先は適性重視で決まるため、就職活動では「希望の配属先にマッチする自分の適性」をアピールすることで希望が叶いやすくなります。
たとえば、経理を希望している人は簿記の資格を取ってアピールする、海外勤務や海外向けの仕事をしたい人は留学経験や英検・TOEICなどの資格をアピールする、エンジニア希望の場合は授業やゼミ、独学やスクールなどで作った成果物をアピールする、などが有効です。
あらためて、今回紹介した配属ガチャを避けるための3つの方法がこちらです。
また、配属ガチャを回避するためのポイントは、応募企業でのキャリアパスをイメージしておくこと、就活では希望部署にマッチする強みをアピールすることです。
希望の就職が叶うように、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
日本リックのジョブ型採用の特徴は、①事務・営業・ITエンジニアの3つの職種が選べる、②転勤なし、③ジョブローテーションなしの3つ。
「希望職種でキャリアを作りたい」「転勤したくない」「プライベートも大事」という人にピッタリなので、興味がある方は以下の新卒採用特設ページをご覧ください。