「新卒で文系からITエンジニアになる方法が知りたい」
「プログラミング未経験だけどITエンジニアになれるのか知りたい」
この記事はそんな就活生向けです。
今回は、そもそもITエンジニアって何？というところから、新卒で文系からITエンジニアになる方法、内定を獲得するためのポイントまで、詳しく解説します。
新卒・文系からITエンジニアを目指している方は必見です！
目次
ITエンジニアとは、IT技術に携わる職業の総称です。
IT業界は専門領域が広く、一口にITエンジニアと言っても業務範囲がとても広いのが特徴です。
たとえば、システムの開発や運用を始めとして、システムの要件定義、システム公開前のテスト、プロジェクトの進行管理、システム運用中のメンテナンス、社内の情報システム管理、IT製品の技術サポートなどがあります。
ITエンジニアは、業務内容別に応じて以下のような職種名で呼ばれます。
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結論。新卒で文系からITエンジニアになれます。
「IT人材白書2020」のデータで、ITエンジニアの文系割合はAI・データサイエンス・IoT・自動運転などの先端IT従事者の30.2%、非先端IT従事者の34.6%となっています。
出典：IT人材白書2020
実際、IT技術者は人手不足でニーズが高いので、大手企業から中小・ベンチャー企業まで、新卒のITエンジニア求人の多くは学部・学科不問となっています。
入社時研修や配属後のメンター制度、定期的なキャリア面談やスキルアップ研修、社内勉強会、eラーニングや提携スクールなど福利厚生を手厚く揃えている企業が多いので、文系・理系に関係なくITエンジニアの採用がされています。
新卒で文系からITエンジニアになるために、ITエンジニアとして働く上で必要な3つのスキルを確認しておきましょう。
ITエンジニアにはプログラミングスキルが必要です。
ただし、プログラミングスキルがどれくらい重視されるのかは、職種によって変わってきます。
たとえば、プログラマや開発エンジニアなどのソースコードを書くのがメインの仕事では、コードを書いてシステムを構築するスキルが必須です。
また、インフラエンジニアなどのネットワークやサーバーを扱う仕事では、接続ルートやアクセス権限などの設定ファイルの作成や、コマンド操作のスキルが必要となります。
一方で、SEやプロジェクトマネージャー（PM）などの要件定義や進行管理、マネジメントがメインの仕事では、プログラミング言語の特徴やシステム概念の理解、要件定義書が読める・書けるなどの知識レベルが必要になります。
ITエンジニアにはコミュニケーション能力が必要です。
パソコン作業が中心のITエンジニアですが、パソコンの中だけで仕事が完結することは少ないです。
クライアントやプロジェクトチーム内、協力会社の担当者など、ITの仕事はプロジェクト単位で多くの関係者と仕事を進めるので、相手の専門分野や理解度に応じてヒアリングする力や伝える力、ドキュメント作成力が必要です。
ITエンジニアには自ら学び、解決する力が必要です。
IT業界は専門用語や仕組みの理解、現場での開発の流れやルールなど、覚えることが多く、また、最新技術や情報の更新が早いので、常に学ぶ姿勢が必要です。また、時には自分一人で解決しないといけない場面もあるので、自分で原因を分析して解決する力が求められます。
なので、普段から情報にアンテナを張って知識をアップデートしていくことや、課題にぶつかったときにまずは自分で原因を追究して解決策を考える習慣をつけておくと良いです。
新卒のITエンジニア求人の探し方は2つあります。
1つ目は、ITエンジニアの職種別採用で探す方法です。
ITエンジニアの募集は職種別採用が多いです。
そのため、ナビサイトなどで「IT系の職種カテゴリ」で探したり、「ITエンジニア」などのキーワード検索で見つけることができます。
「ITエンジニア全般に興味がある」「具体的な職種までは絞りきれていない」という方は、「ITエンジニア」「IT技術職」などのIT職種が広く見つかるキーワードで探すと良いです。
2つ目は、総合職で探す方法です。
IT企業やメーカーなど、総合職募集の配属先職種の中にITエンジニアが含まれている求人が候補になります。
ただし、すぐにITエンジニアになれる可能性としては職種別採用でITエンジニアに限定して募集している会社と比べると低くなるのでよく検討しましょう。
総合職採用だと、ITエンジニア希望でも入社後の配属が営業職や事務職スタートになる場合があるため、どれくらい希望が通りやすいのかや、どのようなキャリアになるのか、ITエンジニアに配属されるために必要な条件などはよく確認した上で選びましょう。
新卒で文系からITエンジニアに内定するためのポイントを3つ紹介します。
新卒で文系からITエンジニアを目指す際は、何かしらのプログラミング経験やIT系の知識があると就職活動で有利になります。
そのため、できるだけ事前に自分でプログラミングをやってみる、プログラミングスクールに通ってみる、インターンシップに参加してみる、IT系の資格にチャレンジしてみるなどをしておくと良いです。志望動機や自己PRにも使えます。
ITエンジニアになりたい理由を、自分なりの志望動機にまとめましょう。
志望動機のポイントは、自分自身の体験談から伝えることです。
これは、何かを見聞きして興味を持っただけの志望動機よりも、実体験のある志望動機の方が具体性があり、熱意が伝わるからです。
たとえば、「自分でプログラミングをやってみた経験」や「大学のIT系講義でやった〇〇」など、ITエンジニアにつながる志望動機を作れると効果的です。
ITエンジニアを目指す際も他の業界と同じように、誰もが知っているような有名企業や自社サービスを持っている大手企業は人気で倍率が高いです。
大手・有名企業の一本狙いの就職活動だと思うように選考が進まず、なかなか内定が出ない可能性があります。
なので、少しでも可能性を上げるために、受託開発型の企業や、客先常駐型の企業、中小企業やベンチャー企業なども候補に入れて就職活動をするのが良いです。
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最後に、この記事のまとめです。
ITエンジニアは新卒で文系からでもなれます。実際、世の中のITエンジニアの約30%が文系出身者というデータがあります。
新卒で文系からITエンジニアになるためには、1.ITスキルを高めておく、2.志望動機を明確にする、3.大手・有名企業以外も検討する の3つのポイントを押さえておくことが重要です。
この記事で紹介したことをぜひ実践してみてください。
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