この記事は「ジョブローテーションは嫌」「ジョブローテーションがない企業の探し方が知りたい」という就活中の方向けです。
今回は、そもそもジョブローテーションって何?というところから、ジョブローテーションがある企業の特徴、ジョブローテーションがある企業で働くメリット・デメリット、ジョブローテーションがない企業の探し方まで紹介します。
「ジョブローテーションがない企業で働きたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ジョブローテーションとは、企業が社員の育成を目的として計画的に部門・職種の異動を行う人事制度のことです。
たとえば、新卒の総合職採用では、「将来的に会社の中心となる人材になってもらうために、会社全体を見渡せるゼネラリストを育成したい」といった目的でジョブローテーションを行っています。
ジョブローテーションのある・なしは企業によって異なり、ジョブローテーションがある会社では半年~3年くらいの期間で部署異動していくことが多いです。
ジョブローテーションがある企業には以下のような特徴があります。
中小企業や、支店がない企業でも、ジョブローテーション制度がある場合もあるため、詳しくは求人票や選考過程で確認することが大事です。
新卒でジョブローテーションがある企業で働くメリットを5つ紹介します。
ジョブローテーション制度があることで、色々な業務を経験しながら自分の適性に気づけることや、会社のことを広く知ることができること、キャリアの選択肢が増えるなどのメリットがあります。
また、定期的に新しい環境にチャレンジする機会があるため、自然と仕事へのモチベーションが上がったり、コミュニケーション力を磨けるなどのメリットもあります。
新卒でジョブローテーションがある企業で働くデメリットは以下の5つです。
ジョブローテーション制度は会社側でキャリアパスが決められることが多く、自分が希望しない部署への異動や業務内容を任される可能性があります。
また、ジョブローテーションはゼネラリストになるキャリア制度のため仕事の専門性が身に付きにくいことや、全国に支店がある会社では転勤の可能性があります。
ジョブローテーションの度に毎回新しい環境に慣れる必要もあります。
新卒でジョブローテーションがない企業の探し方を紹介します。
ジョブローテーションがない企業を探すためには、まずは企業の採用ページや就活ナビサイトなどで募集職種を確認しましょう。
たとえば、営業職・事務職・IT技術職などの職種別採用やジョブ型採用をしている企業だとジョブローテーションがない可能性が高いです。
各職種の希望職種を叶える方法については以下の記事を参考にしてください。
・新卒向け事務職求人の探し方!4つのポイントを解説
・新卒で文系からITエンジニアになるには?プログラミング未経験者必見
ジョブローテーションと転勤はセットで行われることも多いため、転勤の有無を確認しておきましょう。
転勤の有無は求人票や会社説明会などの選考過程などで確認することができます。
転勤のない会社の見つけ方については以下の記事で解説しています。
ジョブローテーションがない会社を探すには、キャリアパスを確認してみましょう。
ジョブローテーションを避けたい場合、1つの部門や同じ職種の中でスキルや専門性を高めていくことが多いです。
企業の採用ページや、先輩社員インタビュー、口コミサイトを確認する他、会社説明会や面接で、どんなキャリアになるのか?キャリアパスは選べるのか?を聞いてみると良いです。
ジョブローテーションは企業の人材育成方針の一つで、定期的に部署異動がある人事制度のことです。ジョブローテーションの有無は会社によって異なります。
新卒でジョブローテーションがある企業で働くことは、希望しない仕事を任される・専門性が身につかない・全国転勤の可能性があるなどのデメリットがある一方で、自分の適性に気づける・会社や仕事に広く精通した人材になれる・定期的に新しい仕事に挑戦できるなどのメリットもあります。
なので、自分の理想のキャリア像を改めて確認しておくと良いです。
ジョブローテーションがない企業を探すためには、①募集職種、②転勤の有無、③キャリアパスの3つを確認しましょう。
日本リックのジョブ型採用の特徴は、①事務・営業・ITエンジニアの3つの職種が選べる、②転勤がない、③ジョブローテーションがない の3つ。
「ジョブローテーションがない企業で働きたい」「仕事はがんばりたい。でも、働き方やプライベートで妥協したくない。」という方にピッタリなので、興味がある人はぜひ以下の新卒採用特設ページをチェックしてみてください。